【メールコラムバックナンバー】友達?お客様?お金をいただくことと、友情の両立について

      2016/11/13

天秤

昨年ごろまでよくお聞きしたお悩みの中の一つに
「友達に自分の専門分野のことを聞かれて困る」
というものがありました。
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前回のコラムで書きました。

今日はその続きです。

お友達とお客様の境界線について

です。

どういうことかというと。。。

例えばわたしの場合だと、アロマセラピスト時代に
「頭痛で困ってるのよね、何かいいアロマないかしら?」などとよく聞かれる時期がありました。

 

相手が持ちきれないぐらいのギフトを渡したくなる

小学校の授業参観のとき廊下で立ち話していて、
買い物に行く途中にばったり会って、
ママランチをしていて、
などなど、ご近所のママ友にはしょっちゅう会いますし
わたしがアロマを仕事にしていることも相手は知っている。

そんな時に、
お客様へのカウンセリングと同じように

「辛いよね、姿勢はどう?うつむき加減になっていることは多くない?」
「小さい頃から、頭痛は良く起こるの?」
「生理前だけとか、ちょっと寝不足気味の時とか、思い当たる頭痛のきっかけってないかなあ?」

などとヒアリングをすることは、容易です。

 

そして、そのお答えに合わせて
「そういう時は、こめかみにペパーミントをちょちょっとつけて指の腹でくるくるとしてみて」
「うーんどうもストレッチの方が効果的かもしれないね。こわばった筋肉をほぐしてくれるラバンジンをメインにブレンドオイルを作って肩首に塗りこむようにするのもいいかなー」
「ゼラニウムやスパイス系のアロマがいいかもしれないね」
なんて、つい答えたくなってしまう。

 

特に、得た知識をどんどん人に話したくて仕方ない新米セラピストの時期は
あれやこれやと相手が持ちきれないぐらいのギフトを渡したくなるものです。

 

ここで気をつけなくてはいけないのは、
わたしがお友達に無償で提供している情報は
お客様にも無償で提供しているものかどうかを確認すること。

6,000円のアロマボディベーシック(基本のアロマトリートメント・カウンセリング・アフターコンサル付き)を受けに来てくださった方がいるとします。

事前のカウンセリングの内容と、そこに費やす時間
アフターコンサルでお伝えする内容とそこに費やす時間
これが、いただく6,000円に含まれているものだとしたら、

お友達だからといって、
有料だと自らが謳っている情報やカウンセリングを無償で手渡すのは
フェアじゃないですよね?

あれ、お客様だとただでは渡せない商品なのに

お友達だと、ただで簡単に渡しているよ、わたし。

おかしいなあ。

そう思ってからは、質問してくれるお友達にはこんな風にお返事するようになりました。

「そうかー、辛いよね、頭痛。どんな時にはこういうアロマが良くてって何パターンかあるんだけどそういうプチ講座でもしてみようかな?数人集めてみるから待ってて。で、みんなでブレンドオイル作ってみようよ」と。

 

これが、実際にわたしがアロマ講座を始めたきっかけです。

喋るのはたまたま得意だったので、授業風な講座を作るのは簡単でしたが、

もし喋るのが苦手でも大丈夫。簡単なテキストと手作業ができる材料があれば
上手なレクチャーはあまり求められません(ひかり調べ)。

こんな感じで、仲良しのお友達とも気まずくなりたくない。
自分の専門性を無償提供したくない、を両立することができるのです。

あくまでもひとつの例ですが、

もし、こういった線引きで悩むことがあるかたは、いま挙げた一例を読んで
「ふーん、じゃあ、わたしはどうやってこのもやっと感を解決しようかな」と
策を練ってみてください。

 

ぶれない軸とか、セルフイメージとか、そういう類のお話ではありません。

プロフェッショナルとして、お金をいただくと決めた以上、

お客様と友人とを混同してしまうと、少し先の自分が一番苦しい思いをするよ、というお話でした。

もちろん、お友達の中には「え、お金取るの?じゃあいいわ」と、ムッとする人もいましたよ。

その時は、やっぱり胸が痛む。
「あ、ごめん。そんなつもりで聞いてくれたんじゃないんだよね」と。

でもね、セラピストや講師として3年以上続いている人たちのほとんどが
そういうチクリとした気持ちを乗り越えてきているのだと、わたしは思っています。

それで離れていく人のことは気にしなくていい。
目の前の、あなたに価値を感じてくれるお客様を大事にしよう。

という話はいろんなコンサルタントや先輩方がしておられますが
それでもねえ、そのチクリとした気持ちはどうしても起こる。

わたしもチクチクと自分自身に大小様々な針や棘を差してきて
ひとりガマン大会をすることもあれば
その都度一本一本を抜く作業をする時もありました。

その結果、心臓に毛が生えました(ウソ)。

 

次回はようやく、軸のお話ができそうです。

 


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